Interview | ブランドコンセプト

ブランドコンセプト

革新的で普遍的な美しいデザインは、
時を超えて色褪せず、
暮らしに彩りを与える

セールスマネージャー ポール・オーバーガード

オーバーガードとヤコブセンの、
美しい感性のコラボレート

Volaが、この世に誕生したのは1968年。独創的なアイデアを持ったベルナー・オーバーガードと、建築家でありデザイナーでもあるアルネ・ヤコブセンとの出会いが、革命的であり、普遍的な水栓デザインを生み出した。世の中の建築物、そして豊かな暮らしを彩る、まさに新しい歴史の始まりである。そんなVolaの商品づくりにかけるこだわりや思いを、同社のセールスマネージャーであるポール・オーバーガード氏に伺った。

「私の父ベルナー・オーバーガードは、パイプなどの湯水の配管がむき出しになった従来の水栓に対して、それらが壁に隠された水栓をつくれば美しいのではないかと考えました。そこで彼は、アルネ・ヤコブセンにコンタクトを取ります。折しもヤコブセンは、デンマーク国立銀行のデザインコンペに勝った直後。2人の感性は共鳴し、スパウト(吐水口)とハンドルのみを見せる水栓がこの世に生まれたのです。Volaの誕生の瞬間です」。
45年も前に生まれた、そのヤコブセンモデルは、今も変わらず同社のラインナップの中心であり続けている。時代を超えても多くの建築家、そして住まう人々に愛され、選ばれ続けているのは、ヤコブセンのデザインが、人が美しいと感じるデザインの本質を突いているからに他ならない。

「ヤコブセンは、プロダクトデザインを行う際においても、建築家という視点を常に持ち、空間をトータルデザインすることにこだわりました。そのこだわりは、品質や使いやすさにもむけられ、Volaの高品質商品のシリーズ化へとつながったのです。この思いやこだわりは、ヤコブセンのみならず、その後のVolaを支える多くのデザイナーにも受け継がれています」。

「Volaの特徴のひとつに、商品それぞれがモジューラシステムで設計されているというものがあります。たとえばハンドルひとつに対して、いくつもの種類のスパウト、台座、アクセサリーなどを組み合わせることが可能なのです。そのことにより、個々の施主の要望に対し、建築家やインテリアデザイナーは、個々の解決策で対応することができます。Volaが愛され続けているのは、そんなフレキシビリティにもあると思います」。

DNAを大切にしながら、しなやかに変化もする。
それがVolaの“粋き方”

もちろん、その根底にあるものは、美しさであることは言うまでもない。
「今に生きる人々は、大変忙しい日々を送っています。そんな中、人々はピュアなもの、シンプルなもの、そして周囲との調和の取れた“美”で溢れた空間を求めています。Volaの商品は、毎日、楽しく使えるアートの一部。代々にわたって一生使うものとしてご提案していることが、多くの人々に支持されている最大の理由だと思います」。

そんな美しさを支えるのは、独創的で普遍的なデザインクオリティだけではない。同社は、用いる素材に徹底的にこだわり、昔ながらのクラフトマンシップも大切にしている。
「私たちの商品は、最高品質と環境保全に照準を合わせ、最高の材料でつくられています。使用するステンレスは、信頼できる仕入れ先からのみ調達される無垢材。鋼材をコーティングするという方法は決して用いません。再生廃棄材料は、リサイクルのために買い戻されます」。
「また、生産においては、すべてデンマークで製造します。それは製造の各工程をコントロールし、品質に責任を持ち続けるためです。製造ラインは“1人1水栓”の理念に基づき、オーダーに応じて一つひとつ水栓を組み立てます。私たちにとって、3つ以上つくることは大量生産なのです」。
45年にわたり、変わらぬ品質と変わらぬ精神を受け継ぐVola。これからも創業当初のDNAを大切にし、継続していくという。と同時に、変化もしなやかに採り入れ、常に最高であり、革新的なデザインを発表していくのだそうだ。

「2013年に発売したラウンドシャワー(日本発売2014年夏頃を予定)は、ドイツデザイン賞2014を受賞しましたし、最新の商品であるビルトインソープディスペンサー(日本未発売)は、インテリアイノベーション賞2014を受賞しました。さらに来年には、美しさと機能性を兼ね備えたハンズフリータイプのレストルーム用商品(日本未発売)を展開する予定です。これからもVolaは、インテリアデザインソリューションのために、トレンドを創造し続けます」。

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