ダウンライトで浮かび上がる室内空間と愛車のガレージ。
Concept
施主は赤ひげと言われた祖父を持つ代々続く地域のお医者さんである。家族も含め常に地域の人々の視線を感じ、息の抜けることがない。防火地域ということもあり、この家はRCで計画された。希望であった中庭に防火壁を立ち上げ、4面囲われたVOID空間を作り、外からの視線を考慮した。
中庭に面したリビングと寝室、書斎、階段廊下は天井から床まで一面の窓に囲われ、2階の部屋に立つと不思議な浮遊感が感じられる。屋根はRにして中庭に光を有効に取り込む。2階のリビングにはたっぷりと光が降り注ぎ、向かいの書斎、寝室からは自慢の赤いフェラーリが楽しめる。夜ともなれば光が逆転し幻の床が中庭を覆う。ここは、過密した都市の中のエアポケットである。